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こんにちは。商品企画チームの後藤です。今回は靴のお話をさせていただきたいと思います。
スーツを着こなす上で必ずと言っていいほど付いて回る「靴」の悩み。タイトルにもなっているタッセルローファーが実は万能選手。かつての“おじさん靴”としても名高いこの靴。そう、あのボンボン(タッセル)がついたアメリカ発祥のローファーです。時代とともに木型(靴自体のカタチ)も変わり、今現在、若い方から貫禄ある方まで全ての方に最もハマる靴なんではないでしょうか。
もちろん着用に好ましくないシーンも多々あります。その名の通りローファー(ナマケモノ)なので、緊張度の高いビジネスの場面では相応しくないかもしれません。しかし、内羽根のストレートチップを要求されないシーンにおいては、最も高い汎用性を誇ります。
実際、私たち五大陸スタッフもほぼ全員、毎日と言って過言でないほどにタッセルローファーを着用しています。選ぶべきカラーはブラックの表革。余裕があればですがブラウンの表革もあれば一年のうち8割はこれらで済んでしまうでしょう。
オススメする理由は、懐の深さ。繊細でしなやかなイタリア的な素材にも。英国的なしっかりした素材にも。カントリーテイストなコーデュロイやツイードなどにも。スーツスタイルに合わないものはほぼありません。カジュアルスタイルにも勿論。少し小洒落たブレザーやジャケットにも。ジーンズにも。古着の軍モノのパンツにも。
この靴は大人の男性のほぼ全てのスタイルを許容します。対応できないのはタキシードや冠婚葬祭くらいでしょうか。タッセルローファーは、ドレスとカジュアルを上手く行き来することのできるデザインなのです。
コインローファーやビーフロールローファーなどには出せない、色気と抜け感を丁度良く持ち合わせた靴。それに加えて、着脱の容易さ。日本はお座敷・あがり文化。自分の靴の脱ぎ着でお客様をお待たせするのも心苦しいものです。
私は職業柄、革靴を20~30足所有していますが、気がつくとカカトがすり減るのはタッセルローファーばかり。出動率の高さが伺い知れます…。皆様も新しい季節を迎えるにあたり足元の選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか?タッセルローファーの実力を知ることができますよ。
※五大陸では宮城興業とコラボレーションし、3年ほど前にタッセルローファーを一部店舗にて販売しました。現在は残念ながら完売状態ですが、ご要望が多ければ再度生産させていただきます。
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