しゃがれ声の吟遊詩人が「Blowin’ In The Wind」を初めて歌ったころ、世界にはどんな風が吹いていたのか。50年以上が経ったいまとなっては、その答えはもちろん風の中にしかない。眩いばかりの1950年代を通り過ぎ、1960年代は、誰しもが次の何かに向けて舵を切ろうとしていた。ポエトリーを朗読するアレン・ギンズバーグ、小説「On The Road」を書いたジャック・ケルアック。変わる時代の速さに乗せて、言葉という武器を繰り出し続けた男たちが、ヒップスターと呼ばれたころだ。そして彼らは、新しい価値を探し続けて、旅の路上に立ち続けた。

「五大陸」はその名のとおり、大陸を越え、時を超えて、知的な男たちのスタイルを追い求めてきた。2018年春夏のテーマは、まさにあの時代、ビートジェネレーションである。アメリカの中西部を旅するルート66の路上で見た、荒野の色、吹く風の色。

“COOL”と呼ばれる新しいジャズに埋め尽くされた都会の夜を闊歩した男たち。彼らは、ジェットセッターという言葉が生まれる前から、東海岸と西海岸を往来していた。凛々しくあること、機能的であること。ファッションにその両方が求められるようになったのは、いまに始まったことではない。

「Blowin’ In The Wind」には、次のような一節がある。「いったいどれくらいの道を歩めば、一人前の男と認められるのだろう」。スタイルを究める道程に、終わりはなさそうである。

2018年 春
AERA STYLE MAGAZINE編集長
山本晃弘
STYLE.01 春/セットアップスーツとコートの装い 出張時もエレガンスを損ねず、かつ機能的でありたいというビジネススタイルを形にした「TRANSFER CLOTHING」シリーズ。ストレッチ素材のセットアップスーツは、メッシュライニング仕様で自宅での洗濯も可能だ。ショルダーストラップ付きのステンカラーコートは、生地にシワ加工を施すことでポリエステル100%ながらコットンライクな表情に仕上げている。内側にはショルダーストラップを備えており、手持ちせずとも肩に背負う形で持ち歩けたり、ファスナー付きポケットや取りはずし可能なフードを備えるなどさまざまな機能を付帯している。

※トップ画面でも着用。

  • コート[CMGOYS0101]¥39,000+税
  • ジャケット[BZGOYM0302]¥39,000+税
  • パンツ[PPGOYM0401]¥19,000+税
  • ニット[KRGOYM0402]¥7,900+税
STYLE.02,03 春/スーツとジャケットの装い 素材と仕立ての両面から、通気性、軽量性、防シワ性にこだわった「AIR WEAR」。五大陸のドレスラインのなかでも、春〜盛夏に向けての中核となるラインであることは「五大陸(GOTAIRIKU)」の中心に「AIR」の文字があることが示している。副資材にはメッシュ素材のやわらかなものを、ジャケットの裏地やパンツのマーベルトには清涼生地を選定。ボタンも軽量化するなど徹底的にこだわった。表地には昨年も採用したイタリアのTALLIA DI DELFINO社の「ARIA3.1」とともに、新たに加わえられたのはドーメル社と共同開発した「LUSTER MOHAIR」。美しい光沢とハリ、コシ、撥水性を備えた盛夏用素材は空気を纏(まと)うような着心地を体感できる。
  • 左:
  • スーツ[SRGOYM0138]¥89,000+税
  • シャツ[HDGOYM0407]¥15,000+税
  • タイ[TRGOYM0504]¥14,000+税
  • チーフ[AS1AYM0111]¥4,500+税
  • 右:
  • ジャケット[BZGOYM0402]¥56,000+税
  • シャツ[HDGOYM0204]¥14,000+税
  • タイ[TRGOYM0601]¥14,000+税
  • チーフ[AS1AYM0302]¥9,000+税
  • パンツ[PPGOYW0201]¥18,000+税
STYLE.04 春/ニットジャケットの装い 青と白のメランジカラーがダスティーな風合いを醸すニットジャケットは、オンを気軽に、オフを優雅に過ごせる五大陸のカジュアルレーベル「1992 by gotairiku」からのコレクション。テーラード型だが袖の飾りボタンを排するなど、カーディガン型の着やすいモデルだ。伸縮性に富み保型性に優れるラッセル編みのニットは、シワにならずメッシュのように通気性に優れるため、いつでもどこでも上品なスタイリングに。Tシャツの上からも気軽にはおれて、自宅での洗濯にも対応する。
  • ジャケット[BRGOYM0304]¥29,000+税
  • ニット[KRGOYM0401]¥8,900+税
  • パンツ[PPGOYM0302]¥19,000+税
STYLE.05 春/ジャケットの装い 春夏のジャケットスタイルは、軽やかな素材感で差をつけたい。イタリア生地のサマーブークレーは、パイル地のように素肌に優しい素材。そのうえ、汗ばむ季節にも肌に張り付かずドライで快適だ。ウインドウペーン柄と調和する白いTシャツにコットンパンツ、ネイビー柄のネッカチーフを添えて、マリンを感じさせる大人の夏スタイルを。
  • ジャケット[BRGOYS0204]¥59,000+税
  • ニット[KRGOYM0402]¥7,900+税
  • ネッカチーフ[AA1AYM0201]¥6,500+税
  • パンツ[PPGOYM0302]¥19,000+税
  • ベルト[YR1AYM0202]¥16,000+税
STYLE.06 春/セットアップスーツの装い ベージュのセットアップはストレッチの効いたコットン×リネン。洗い加工でよりダスティーなトーンとなっているため、カットソー&スニーカーでカジュアルな着方が似合う。ここではカーキのスキッパーを合わせて同系色の装いに。色数を抑えたコーディネートはシックなムードを漂わせ、足元をスニーカーにしても大人の落ち着きあるスタイルとなる。胸ポケットにも、やはり同系色のブラウン柄のチーフを挿してドレッシーな気分もお忘れなく。
  • ジャケット[BRGOYM0501]¥30,000+税
  • ニット[KRGOYM0401]¥8,900+税
  • チーフ[AS1AYM0401]¥7,500+税
  • パンツ[PPGOYM0311]¥17,000+税
  • ベルト[YR1AYM0201]¥16,000+税
STYLE.07 春/ニットのTシャツとスキッパー 春夏のトップス一枚スタイルは、大人のエレガンスを保つため素材選びを慎重に。コットンベースのTシャツやスキッパーは、透けにくいダークカラーが基本となる。素肌に快適なシャリ感ある素材使いも、清涼感の決め手だ。襟元が開きすぎるのは、だらしない印象を与えてしまうため、ネッカチーフを巻くなどすれば、大人の品格も保たれる。
  • 左:
  • ニット[KRGOYM0401]¥8,900+税
  • ネッカチーフ[AA1AYM0201]¥6,500+税
  • 右:
  • ニット[KRGOYM0402]¥7,900+税
  • ネッカチーフ[AA1AYM0201]¥6,500+税
MASTHEAD

Editor at large
Teruhiro Yamamoto(AERA STYLE MAGAZINE)

Editor
Shingo Fujioka,
Yosuke Fujimori(AERA STYLE MAGAZINE)

Photographer
Sunao Ohmori(TABLE ROCK.INC)

Stylist
Eiji Ishikawa(TABLE ROCK.STUDIO)

Hair
Akino@Llano Hair(3rd)

Make-up
Riku(Llano Hair)

Illustration
Michiharu Saotome

Text
Yasuyuki Ikeda(04)

Web Direction
Ryo Imura(SUNDAY VISION)

Art Direction & Design
Shinsuke Koshio(SUNDAY VISION)

しゃがれ声の吟遊詩人が「Blowin’ In The Wind」を初めて歌ったころ、世界にはどんな風が吹いていたのか。50年以上が経ったいまとなっては、その答えはもちろん風の中にしかない。眩いばかりの1950年代を通り過ぎ、1960年代は、なにか新しい価値を見つけようとしていた。ポエトリーを朗読するアレン・ギンズバーグ、小説「On The Road」を書いたジャック・ケルアック。変わる時代の速さに乗せて、言葉という武器を繰り出し続けた男たちが、ヒップスターと呼ばれたころだ。そして彼らは、新しい価値を探し続けて、旅の路上に立ち続けた。

「五大陸」はその名のとおり、大陸を越え、時を超えて、知的な男たちのスタイルを追い求めてきた。2018年春夏のテーマは、まさにあの時代、ビートジェネレーションである。アメリカの中西部を旅するルート66の路上で見た、荒野の色、吹く風の色。

“COOL”と呼ばれる新しいジャズに埋め尽くされた都会の夜を闊歩した男たち。彼らは、ジェットセッターという言葉が生まれる前から、東海岸と西海岸を往来していた。凛々しくあること、機能的であること。ファッションにその両方が求められるようになったのは、いまに始まったことではない。

「Blowin’ In The Wind」には、次のような一節がある。「いったいどれくらいの道を歩めば、一人前の男と認められるのだろう」。スタイルを究める道程に、終わりはなさそうである。

2018年 春
AERA STYLE MAGAZINE編集長
山本晃弘
STYLE.01 春/セットアップスーツとコートの装い 出張時もエレガンスを損ねず、かつ機能的でありたいというビジネススタイルを形にした「TRANSFER CLOTHING」シリーズ。ストレッチ素材のセットアップスーツは、メッシュライニング仕様で自宅での洗濯も可能だ。ショルダーストラップ付きのステンカラーコートは、生地にシワ加工を施すことでポリエステル100%ながらコットンライクな表情に仕上げている。内側にはショルダーストラップを備えており、手持ちせずとも肩に背負う形で持ち歩けたり、ファスナー付きポケットや取りはずし可能なフードを備えるなどさまざまな機能を付帯している。
※トップ画面でも着用。
STYLE.02,03 春/スーツとジャケットの装い 素材と仕立ての両面から、通気性、軽量性、防シワ性にこだわった「AIR WEAR」。五大陸のドレスラインのなかでも、春〜盛夏に向けての中核となるラインであることは「五大陸(GOTAIRIKU)」の中心に「AIR」の文字があることが示している。副資材にはメッシュ素材のやわらかなものを、ジャケットの裏地やパンツのマーベルトには清涼生地を選定。ボタンも軽量化するなど徹底的にこだわった。表地には昨年も採用したイタリアのTALLIA DI DELFINO社の「ARIA3.1」とともに、新たに加わえられたのはドーメル社と共同開発した「LUSTER MOHAIR」。美しい光沢とハリ、コシ、撥水性を備えた盛夏用素材は空気を纏(まと)うような着心地を体感できる。
STYLE.04 春/ニットジャケットの装い 青と白のメランジカラーがダスティーな風合いを醸すニットジャケットは、オンを気軽に、オフを優雅に過ごせる五大陸のカジュアルレーベル「1992 by gotairiku」からのコレクション。テーラード型だが袖の飾りボタンを排するなど、カーディガン型の着やすいモデルだ。伸縮性に富み保型性に優れるラッセル編みのニットは、シワにならずメッシュのように通気性に優れるため、いつでもどこでも上品なスタイリングに。Tシャツの上からも気軽にはおれて、自宅での洗濯にも対応する。
STYLE.05 春/ジャケットの装い 春夏のジャケットスタイルは、軽やかな素材感で差をつけたい。イタリア生地のサマーブークレーは、パイル地のように素肌に優しい素材。そのうえ、汗ばむ季節にも肌に張り付かずドライで快適だ。ウインドウペーン柄と調和する白いTシャツにコットンパンツ、ネイビー柄のネッカチーフを添えて、マリンを感じさせる大人の夏スタイルを。
STYLE.06 春/セットアップスーツの装い ベージュのセットアップはストレッチの効いたコットン×リネン。洗い加工でよりダスティーなトーンとなっているため、カットソー&スニーカーでカジュアルな着方が似合う。ここではカーキのスキッパーを合わせて同系色の装いに。色数を抑えたコーディネートはシックなムードを漂わせ、足元をスニーカーにしても大人の落ち着きあるスタイルとなる。胸ポケットにも、やはり同系色のブラウン柄のチーフを挿してドレッシーな気分もお忘れなく。
STYLE.07 春/ニットのTシャツとスキッパー 春夏のトップス一枚スタイルは、大人のエレガンスを保つため素材選びを慎重に。コットンベースのTシャツやスキッパーは、透けにくいダークカラーが基本となる。素肌に快適なシャリ感ある素材使いも、清涼感の決め手だ。襟元が開きすぎるのは、だらしない印象を与えてしまうため、ネッカチーフを巻くなどすれば、大人の品格も保たれる。
MASTHEAD Editor at large
Teruhiro Yamamoto(AERA STYLE MAGAZINE)

Editor
Shingo Fujioka,
Yosuke Fujimori(AERA STYLE MAGAZINE)

Photographer
Sunao Ohmori(TABLE ROCK.INC)

Stylist
Eiji Ishikawa(TABLE ROCK.STUDIO)

Hair
Akino@Llano Hair(3rd)

Make-up
Riku(Llano Hair)

Illustration
Michiharu Saotome

Text
Yasuyuki Ikeda(04)

Web Direction
Ryo Imura(SUNDAY VISION)

Art Direction & Design
Shinsuke Koshio(SUNDAY VISION)