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旅する五大陸 - 特別編 スーツそして五大陸
A GENTLEMANS ODYSSEY
旅する五大陸 - 特別編 スーツそして五大陸

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こんにちは。奥山です。

「A GENTLEMANS ODYSSEY〜旅する五大陸〜」、
前回まで英国、フランス、イタリア、アメリカそして日本を巡り、
それぞれのスーツの歴史や特徴を見てきました。

そのすべてを知り、新時代のスタンダードとなるべく1992年秋にデビューした五大陸。

今回は特別編として、五大陸のチーフデザイナーの石丸幸徳氏と
商品課の後藤優太氏、二人のキーマンにお話を伺いました。


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スーツは男性を最も簡単に
輝かせる服


石丸
 現代では服装が多様化し、必ずしもスーツを着る必要のない時代になりました。そうであっても世界標準としての言語が英語であるように、時代が移り変わった今でも男性にとっての世界標準服はスーツであるといえます。スーツの基本を押さえておけば、世界中どこに行っても安心ですし、どんな場面でも堂々と振る舞えるものです。


後藤 グローバルな時代となり服装のカジュアル化も進んでいますが、スーツは長い時間をかけて紳士服の完成形として受け継がれてきました。その理由は、男性を最も輝かせる服だから。正しいサイズ感と最低限のルールさえ守れば、スーツを着るだけで誰もがもれなくきちんと評価されるものなのです。

石丸 服は「スタイル」と「ファッション」の2つに分類されます。「ファッション」はあくまでも流行りであり、誰にでも似合うというものではありません。そして、廃れていくものもあれば残るものもある。その残ったものが「スタイル」になっていくのです。100年以上前に完成し、進化発展しながら今日まで着られているのがスーツです。そして、経験を積めば積むほど、歳をとるほど、スーツ姿はカッコよくなります。まさに大人向けの服なのです。

後藤 また、スーツはロングライフな洋服なので、今注目されているサスティナブルという観点からも有益です。着れば着るほど自分のものになっていく、そんな感覚が得られるのがスーツの魅力です。


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写真上/五大陸チーフデザイナーの石丸幸徳氏

各国の良いところを取り入れた
日本人らしいスーツを作る


後藤
 こうしたスーツの歴史を踏まえた古典的なスタイルは必要ですが、それを押し付けるとコスプレチックになってしまいます。そこで我々が神経を使っているのが、素材の開発と現代的なシルエット、そして着心地の向上です。スーツの堅苦しさを解消するために、軽くて着心地の良いものにするということには特に力を注いでいます。

石丸 型にはまらず、きちんと見えながら着心地の良さを追求していくと、各国の良い部分をブレンドしていくのがいいという結論にたどり着きました。シャキッとした見た目には英国の構築的な作りが必要ですし、ディテールの柔らかさはイタリアの作りが参考になります。そしてアメリカの合理性に倣いクラシックなもの作りの効率化も重要です。

後藤 日本人であるからこそ、中立的な立場で見ながらバランスをとっていくことができます。世界中のいいものをじっくり見て、取り入れていくことを心がけていますが、特に各国における素材開発には力を入れています。

石丸 五大陸は英国、イタリア、フランス、日本の各素材メーカーとの開発を長い時間かけて続けています。技術者が工場まで出かけていき、クオリティを確認する作業に重きを置いていますが、それが我々の強みになっていると思います。


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写真上/五大陸商品課の後藤優太氏

スーツを普通に着るだけで
信頼感を得られる


後藤
 五大陸のお客様は、社会的に責任のあるポジションの方が多いのですが、ご自身が感じられる着心地はもちろんですが、周りから褒められたという声も多くいただきます。人前に立たれたり話される機会などが多い方は、信頼感を体現できるようなスーツを求められていますね。

石丸 まずは自分がすっきりと見えるジャストサイズを覚えて、普通にスーツを着るだけで、きちんとした見映えになります。ラクに着たいからとオーバーサイズのものを着用したりせず、流行なども無理にとりいれる必要はありません。

後藤 スーツで目立とうとするのではなく、スーツを正しく着ることでむしろ個性が引き立つということが大切だと思っています。華美ではなく、アンダーステートメントを意識するだけで、簡単にカッコ良くなれますから。特に海外においては、「何を着ているか」ではなく、「どういう人物か」に重きを置かれていると感じます。自身の経験ですが、正しいサイズで、その場に相応しいスーツを着ていると、決して足元を見られるようなことはありません。リスペクトまでされるようなことが多々あります。今後グローバル化が進むにつれ、日本もますますこのような環境になっていくと思います。

石丸 会社で重要なポジションに就く方や、社会におけるリーダー的立場の方が満足のいくスーツを提供するのが、五大陸の目指すところ。日本発の国際服として、これからも進化を続けていきたいと思っています。


今回は「A GENTLEMANS ODYSSEY〜旅する五大陸〜」のまとめとして、
五大陸のコンセプトやスーツづくりへの熱い想いなどを
石丸氏と後藤氏に様々なことを語っていただきました。

来シーズンのコレクションを見るのがますます楽しみです。



奥山泰広(おくやま やすひろ)プロフィール

okuyamayasuhiro_img_450.jpg

編集プロダクション POW-DER 代表。男性月刊誌『Begin』の編集長を経て、『THE RAKE』や 『AERA STYLE MAGAZINE』『MADURO』『MEN’S CLUB』などの男性誌やブランドカタログ、 企業会報誌などを手がけている。

http://www.pow-der.jp/


イラスト/新地健郎、平沼久幸